アフガニスタン
経済
概況
アフガニスタンは、険しい山々に囲まれており、非常に貧しい。産業は農業(主に小麦)と家畜の飼育(羊とヤギ)に大きく依存している。
1989年2月15日に撤退するまで旧ソビエトにより10年近くも軍事占領された。 その後の勢力争いも含む18年以上戦争が続いており、その政治的軍事的動乱の下で、経済的な安定・発展は求めるべくもなかった。
過去の10年間を通じて、人口の三分の一が国外に脱出した。ピーク時にはパキスタン、イランでは、600万人以上の難民を保護した。 しかし現在では約75万人のアフガニスタン難民がパキスタンにおり、約120万人がイランにいる。 また100万人がたぶんアフガニスタンの都市部またはその周辺に移動したと思われる。
この18年間の国内総生産は、労働者不足と資本の欠如および貿易と運輸の混乱のために大幅に落ち込んだ。 何百万という人々が食料、衣服、住居の不足、医薬品の不足にあえいでいる。インフレは全国的に大きな問題となっており、1996年にはカブールで240%に昇った。
しかし数値データは極端に少ない。
国内総生産(GDP) :193億ドル (1997年概算)
一人当たり国内総生産 :800ドル (1997年概算)
輸出:8000万ドル (1996年概算)
商品:果物、ナッツ、手織りの絨毯、羊毛、木綿、皮革および毛皮、
相手国:旧ソ連諸国、パキスタン、イラン、ドイツ、インド、イギリス、ベルギー、ルクセンブルグ、チェコスロバキア
輸入:1億5000万ドル (1996年概算)
商品:食品、石油製品; 大部分は消費財
相手国:前ソ連諸国、パキスタン、イラン、日本、シンガポール、インド、韓国、ドイツ
対外債務:23億ドル(1991年概算)
工業生産:成長率 2.3% (90/91年)、GDPの約25%
発電量:5億5000万 kWh
一人当たり消費量:39 kWh (1997年概算)
産業:小規模な織物、せっけん、家具、靴、肥料、セメントの生産。 手織りの絨毯、天然ガス、石油、石炭、銅
農業:主として暮らしのための耕作と家畜の遊牧
換金作物ー小麦、果物、ナッツ、カラクル羊の毛皮、羊毛、マトン
経済援助
受取:1985〜1993年の間、アメリカより4億5000万ドルの援助。国連より食料援助、予防接種、敷設地雷の撤去。難民に対する幅広い援助。
通貨:アフガニー(afghani)
1 afghani (AF) = 100 puls
為替レート1ドル=アフガニー :17,000 (1996年),7,000 (1995年)、1,900 (1994年)、 1,019 (1993年)、 850 (1991年)、 700 (1989-90年)、 220 (1988-89年)
:公定レートは 1ドル=50.600アフガニーだが、実際のレートは公定レートではなくフリーマーケットでの交換レートを反映している。

■交通・運輸
鉄道:24.6 km
主要道路
全距離:21,000 km
舗装: 2,800 km
未舗装:18,200 km (1984年)

■通信
電話: 31,200台(1983年)
ラジオ局: AM 5、 FM 0、短波 2
ラジオ台数: 60万
テレビ
テレビ台数10万(1993年)