バングラディシュ
基本情報
■経済
概況
経済と人口問題を改善するための国内および国際的な支援にもかかわらず、バングラディシュはいまだ世界の最貧国の一つであり、もっとも人口稠密であり、もっとも遅れた開発途上国である。
最近の実質成長率は、平均4%である。産業は、米を中心とした農業だけと言って良いほどである。
経済成長の大きな障害は、しばしば起こるサイクロンと洪水のほかにも、国営企業の非効率性や、農業に吸収できないほどの急速な労働人口の増加、エネルギー資源(天然ガス)の開発の遅れ、エネルギーの供給不足、経済改革の遅れがある。
1995年、1996年初頭に頻発したストライキにより経済は停滞し、Sheikh HASINA Wajedが率いるアワミ連盟が1996年半ばに政権を担うこととなった。それにより経済は安定へと向かった。
現政権は外国資本の誘致、資本の自由化を進めた。外国企業と協定を結び、石油やガスの掘削、全国的な家庭用ガスの供給、天然ガスのパイプラインおよび発電所の建設を進めた。しかし他の経済改革は、官僚、公共部門の組合、その他の既得権益層などの抵抗により停滞している。
国内総生産(GDP):1,670億ドル (1997年推計)
国内総生産実質成長率:5.5% (1997年推計)
一人当たり国内総生産(GDP):1,330ドル (1997年推計)
インフレ率(消費者物価):2.5% (1996年)
国家予算:
歳入:36億ドル(96/97年)
歳出:53 億ドル(96/97年)
輸出:39億ドル (1996年)
商品:衣服、ジュートおよびジュート製品、皮製品、エビ
相手国:アメリカ33%、 ヨーロッパ 42%、香港4%、日本3%(95/96年推計)
輸入:69億ドル(1996年)
商品: 石油、食品、織物
相手国: インド21%、中国10%、ヨーロッパ 8% 、香港7%、シンガポール6% (95/96年推計)
対外債務:171億ドル (1996年)
工業生産:成長率8.5% (1995年)
発電量: 92 億 kWh
一人当たり消費量:70 kWh (1993年)
産業:ジュート製造、綿織物、食品加工、鉄鋼、肥料
農業:GDPの33%と雇用の65% 、そして輸出の5分の一を占める。世界最大のジュート輸出国。
通貨:タカ
1 taka (Tk) = 100 poiska
為替レート
1ドル=タカ - 45.450 (1998年), 43.892 (1997年) 、40.933 (1996年)、40.278 (1995年)、 40.212 (1994年)、39.567 (1993年)、 38.951 (1992年)、 36.596 (1991年)、 34.569 (1990年)
■交通・運輸
鉄道
全長:2,892 km (1992年)
幹線道路
全長: 223,391 km
舗装:16,084 km
未舗装:207,307 km (1995年推計)
■通信
電話: 249,800回線(1994年推計)
ラジオ局 :AM 9、 FM 6、 短波 0
テレビ局: 11
テレビ台数: 35万台(1993年推計)