
- 概況:
- ブータンはもっとも開発の遅れた発展途上国である。主な産業は農業と林業であり、人口の90%の生計をまかない、GDPの約40%を占めている。農業は大部分が生活のための耕作や家畜の飼育である。
険しい山々が地形の多くを占めるため、道路の建設や他のインフラの建設は難しく、コストがかかる。経済的に貿易と通貨上でインドと密接につながってている。工業生産は小なく技術的には遅れており、大部分の生産は家内工業である。
道路建設のような開発事業の大部分は、インド人の移住労働者に頼っている。ブータンの水力潜在性と旅行者に対するその魅力は、鍵となる財源である。ブータン政府は産業基盤の拡充と国民の福利厚生を幾分か進めてきた。ブータンの教育、社会、環境開発計画は多数の組織から援助を受けているが、あまり進んでいない。 ブータン政府は国の環境と文化の伝統を保護しようと望み、各々の経済援助計画はさほど進展していない。GDP成長率は1991〜1995年の間、平均5%であった。細かい規制と企業に対する認可、貿易、労働、金融などの分野での不明確な政策により、外国投資は進んでいない。 政府は、外国の影響を最小限にするために観光客の数を一年4,000人までに制限している。
1991年から95年までの平均経済成長率は5%であった。
- 国内総生産(GDP): 13億ドル (1995年推計)
- 国内総生産実質成長率: 6.9% (1995年推計)
- 一人当たり国内総生産:730ドル (1995年推計)
- インフレ率(消費者物価):7% (96/97年推計)
- 国家予算
- 歳入: 1億4600万ドル
- 歳出: 1億5200万ドル (95/96年推計)
- 注:インド政府は、ブータンの財政支出のほぼ5分の3を融資している。
- 輸出:7,740万ドル(1996年推計)
- 商品: カルダモン(香味料)、石膏、木材、手工芸品、セメント、果物、電気(インドへ)、宝石、スパイス
- 相手国: インド94%、バングラディシュ
- 輸入:1億410万ドル (1996年推計)
- 商品:燃料および潤滑油、穀物、機械および部品、車、織物、米、
- 相手国:インド77%、日本、イギリス、ドイツ、アメリカ
- 対外債務: 1億2900万ドル(94/95年推計)
- 工業生産:成長率7.6% (1992年)、GDPの18%を占める。主に家内工業と、家庭での手工芸品。
- 発電量: 17億 kWh
- 一人当たり消費量: 143 kWh (1993年)
- 注: ブータンはインドに電気を輸出している。
- 産業: セメント、木工品、加工フルーツ、アルコール飲料、カーバイド(炭化カルシウム)
- 農業: 米、コーン、根菜植物(じゃがいもなど)、柑橘類、乳製品、卵、
- 通貨:ニュルタム
- 1 ngultrum (Nu) = 100 chetrum
- 注:インドの通貨もまた法貨である。
- 為替レート:
- 1ドル= ニュルタム - 39.358 (1998年)、36.313 (1997年)、35.433 (1996年)、32.427 (1995年)、 31.374(1994年)、30.493 (1993年)、 25.918 (1992年)、 22.742 (1991年)、 17.504 (1990年)
- 注:ブータンのニュルタムはインドのルピーと同価である。
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- 鉄道: 0 km
- 幹線道路(1996年推計)
- 全長:3,285km
- 舗装:1,994
- 未舗装: 1,291km
- 空港:2
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- 電話:4,620台(1991年推計)
- ラジオ局 :AM 1、 FM 1、 短波 0 (1990年)
- ラジオ台数:23,000台(1989年推計)
- テレビ局: 0 (1990年推計)
- テレビ台数: 200台 (19985年推計)