
- 概況
- エジプトのGDPの50%弱は政府が所有している工業プラントー公共部門によっている。政府による過剰な規制は、技術の近代化と外国からの投資を控えさせていた。それでも、経済は1970年代後半から1980年前半には、急速に成長した。
しかし、1986年に世界的な石油価格の暴落と増大する債務の重荷によりエジプトは、IMFに対して支払いの差引残高の支援の交渉を始めた。1987年中頃に結ばれたエジプトの最初のIMF援助協約は、エジプト政府が約束した改革を取り入れるのに失敗したため、1988年前半に延期された。エジプトはIMFと以下の計画を調印した。そして、1991年に世界銀行と構造調整ローンについて交渉した。1991-93年に政府は為替や利率の自由化のような行政改革において確実な前進をした。しかし公営分野における合理化のような構造改革を行うことに抵抗した結果、経済は勢いを得ることなく、失業は大きな問題となっている。エジプトはおそらく、1993年後半にIMF と世界銀行との間で調印した後任の計画を履行する平坦ではない前進を進め続けるだろう。
観光事業は、1992年以来時折起こる、観光客に対するイスラム過激派の攻撃のため、落ち込んでいる。
ムバラク大統領は、国の経済不振問題の主たる原因として人口増加をあげた。すでに6,200万人の巨大な人口に対して、一年に約120万人の人口が増加している。この人口増加は、国土の面積のわずか5%を使うナイル川沿いの農業生産にとって、大きな負担となっている。 1980年代の終わりには、エジプトは低い生産性と経済政策のまずさという問題に直面していた。その上、大きな人口増加、高いインフレ率、都市への人口集中などの社会的な問題があった。このような状況の中、エジプト政府は、幅広いマクロ経済的安定と構造改革に着手した。この改革は、IMFにより3つの連続した協定により支援された。その最後は1996年10月に締結された。 エジプトの経済改革-および湾岸戦争での多国籍軍への参加-またパリクラブ協定のもとで巨大な負債の救済に導いた。 改革のスピードは、IMFのプログラムから見るとむらがあり遅かったが、実質的な進捗はマクロ経済的パフォーマンスの改善から行われた。国家予算の歳入不足は1997年の外貨保有がかつてない高さである間は、問題なかった。 そしてエジプトは、中央への集中を排除し、マーケット-オリエンティッドんな経済へ向かった。これらの経済改革はと投資の機会が増えた事により、外国からの投資は促進された。しかし流入した資本は、株式市場へ集中した。
1997年11月17日のルクソールでの外国人観光客襲撃により、大きな外貨交換および仕事の供給源である観光事業が急激に減少し、エジプト経済は再び悪化した。将来的には観光事業での収入は回復するだろうが、観光事業の不振は、1998年のDGP成長率を低下させるだろう。
- 国内総生産(GDP):2,671億ドル (1997年推計)
- 国内総生産実質成長率:5.2% (1997年推計)
- 一人当たり国内総生産:4,400ドル (1997年推計)
- インフレ率(消費者物価): 4.9% (1997年)
- 失業率:9.4% (1997年推計)
- 国家財政
- 歳入:192億ドル
- 歳出:198 億ドル (96/97年推計)
- 輸出:51億ドル (96/97年推計)
- 商品: 原油および石油製品、綿糸、未加工の綿糸、織物、金属製品、化学薬品
- 相手国: EU、アメリカ、日本
- 輸入:115億ドル(96/97 年)
- 商品:機械および設備機器、食品、肥料、木工品、耐久消費財
- 相手国:EU、アメリカ、日本
- 対外債務: 305億ドル(96/97 年)
- 工業生産:成長率 8.5% (1996年推計)
- 発電量:445億 kWh
- 一人当たり使用量:695 kWh (1993年)
- 産業:織物、食品加工、観光、化学薬品、石油、建設、セメント、金属
- 農業:
- 綿花、米、小麦、まめ、果物、野菜、
- 牛、水牛、羊、ヤギ、
- 1年間の漁獲高は、約140,000トン
- 通貨:エジプトポンド
- 1 Egyptian pound (#E) = 100 piasters
- 為替レート:1ドル=エジプトポンド: 3.4 (1994年)、 3.369 (1993年11月)、 3.345 (1992年11月)、 2.7072 (1990)、市場レート: 3.3920 (1995年1月), 3.3920 (1994年)、3.3704 (1993年)、3.3300 (1992年)、2.0000 (1991年)、 1.1000 (1990年)
- 鉄道
- 全距離 :4,751 km (電化42 km 、 複線951 km)
- 主要道路
- 全距離: 64,000 km
- 舗装: 49,984 km
- 未舗装: 14,016 km
- 電話:220万回線
- ラジオ局: AM 39、 FM 6、 短波0
- テレビ局: 41