
| 概況 |
| インドの経済は、伝統的な村落の農業、現代的な農業、手工芸、幅広い現代的な工業、多数のサービス補助の混合である。インドの労働人口の67%にあたる約4億人が農業に従事している。それはGDPの30%を占めている。 1980年代の急速な経済成長により、実質的な一人当たりの私的消費は大幅に増加した。 1991年に始まった工業、商業、投資改革はインドの経済人および約3億人の中流家庭の消費者に新しい機会を与えた。インド政府は外国からの債務をスケジュール通りに支払い、外国からの投資を積極的に導入することにより、1991年からインドの経済見通しへの信頼を復活させた。インドのファンダメンタルズの多く、貯蓄の比率(GDPの26%)、外貨保有高(約240億ドル)などは正常である。 インフレ率は1997年には7%に下がり、利率は10〜13%に下がった。 それでも、インド政府は改革を促進する必要がある。特に政府の規制は幅広く残っており、早急に緩和すべきだろう。その上経済政策の変更は、さほど職を増やすこともしないし、国際的な金融の緊張が数年以内に再び起こる危険を減少させもしない。 インドの人口の40%は貧困状況にあり、十分な食事を得る余裕を持たない。 インドの輸出、通貨、外国企業の投資は、1997年後半から1998年前半の東アジアの経済危機によって影響を被ったが、資本勘定管理、低い短期予備借入金利、金融分野での管理により、短期支払収支の問題に直面せずにすんだ。1996-1997年に、輸出の伸びはわずか平均4〜5%で推移した。それ以前の3年間には20%以上の伸びであったが、急激な落ち込みだった。これは主にアジアの通貨下落がルピーに影響したためである。 エネルギー、通信、運輸の部分でのインフラの不十分さと企業の効率的でない運営により、1996年には11%以上もあった工業生産成長率は、1997年の6.7%に終わった。 農業分野の成長はかなり遅い。1997年は、1996年より0.1%落ちて、5.7%しかなかった。、肥料・食品の配送などへの多くの補助金にもかかわらず、農業への投資はあまり進んでいない。 基盤の弱い連立政権が今後数年間続き、改革も積極的には進まないと予想されるが、規制が緩和された分野では経済成長は続いている。1998年の経済成長は、少なくとも5.5%はあるだろう。 |
主要作物:米、小麦、オイルシード、綿、ジュート、茶、サトウキビ、じゃがいも
家畜:牛、水牛、羊、ヤギ、ニワトリ
漁獲高は約300万トン。世界で10位以内にはいる。