クウェート
経済
概況
クウェートは、約940億バレルの原油埋蔵量(世界の約10%の埋蔵量)を持っている。国土の小さな比較的規制の少ない経済である。クウェートは、イラクの侵攻によって破壊された石油部門を再建した。その原油生産は1996年の終わりまでには少なくとも一日平均200万バレルに上った。
石油は、GDPの約半分、輸出および政府の歳入の90%を占めている。
クウェートは、水が不足し、実質上耕作地はない。したがって農業の発展は妨げられている。魚をのぞいて、食料はほとんどすべて輸入に頼っている。約75%の飲み水は蒸留するか輸入しなければならない。
一人当たりの所得が西ヨーロッパに比肩するほどの高収入のために、クウェートは国民に広範囲な健康、教育、退職者への給付を行っている。しかし、非クウェート人である多数の労働者の生活レベルはかなり低い。
一人当たりの軍事支出は世界でもっとも高いうちに入る。
1994〜97年には、経済は工業および金融での成長により適度に改善された。世界銀行は、クウェートに対し石油産業を含め民営化を押し進めるように促しているが、クウェート政府は石油産業の開放をゆっくりと進めるつもりのようだ。
国内総生産 (GDP): 463億ドル(1997年推計)
国内総生産実質成長率: 1% (1997年推計)
一人当たり国内総生産: 22,300ドル (1997年推計)
インフレ率(消費者物価):3.2% (1996年推計)
国家予算
歳入: 103億ドル
歳出:145億ドル (97/98年推計)
輸出:147億ドル (1996年推計)
商品: 石油
相手国: 日本29%、アメリカ16%、 オランダ13%、シンガポール12% (1996年推計)
輸入: 77億ドル(1996年推計)
商品: 食品、建設資材、車および部品、衣服
相手国:アメリカ31%、イギリス14%、日本13%、ドイツ8%、イタリア7% (1996年推計)
対外債務:80億ドル(1995年推計)
:対外債務は1991年、1992年に戦争による被害の再建のための支払いにより大きく膨らんだ。
発電量:250億 kWh (1995年推計)
一人当たり消費量:13,756 kWh (1995年推計)
産業:石油、石油化学、 食品加工、建物資材、塩、建設
農業: 実質上ない。領海とインド洋での広範囲な漁業
通貨 :クウェート・ディナール
1 Kuwaiti dinar (KD) = 1,000 fils
為替レート:1ドル=クウェート・ディナール : 0.3055 (1998年)、 0.3033(1997年)、 0.2994(1996年)、0.2984 (1995年)、 0.2976 (1994)、0.3017 (1993年)、 0.2934 (1992年)、 0.2843 (1991年)、 0.2915 (1990年)
■交通・運輸
鉄道:0 km
幹線道路
全距離:4,450 km
舗装:(アスファルト)3,587 km
未舗装:(砂利、砂、土) 863 km (概算)
■通信
電話:548,000回線 (1991年推計)
ラジオ局:AM 3、 FM 0、 短波 0
テレビ局:3