
- 概況:数少ない共産主義国家の一つであるラオスは、1986年から中央管理経済をやめ、民営企業を支援している。その結果、極端な低いベースから始まった成長は、1988〜96年の成長率は、平均年7%を続けた。
ラオスの貿易はほとんどをタイに頼っている。そのため、1997年のタイの金融危機の影響を被り、成長率はほぼ1.5%に落ちた。
ラオスは陸地で囲まれておりインフラはあまり整備されていない。鉄道はなく道路網も整備されていない。そして国外国内への通信網もわずかである。電気は、いくつかの都市部にしか供給できない。
農業は自給のために営まれているが、GDPの半分を占め、雇用全体の80%を占めている。主要作物は米である。
旱魃のない年には、ラオスは全般的に食料の自給ができる。しかし、洪水や害虫、局地的な旱魃は、国のさまざまな地域でおいて欠乏を引き起こす。
予見する限りでは、ラオスの経済は IMFや他の国際的な方面からの援助に頼らざるを得ないようだ。日本はラオスに対する最大の援助国である。 旧ソ連や東ヨーロッパからの援助は、その崩壊により突然になくなった。
多くの開発途上国のように、山林伐採と土壌侵食により、高いGDP成長率を取り戻すのは困難になるだろう。
- 国内総生産(GDP) :59億ドル(1997年推計)
- 国内総生産実質成長率: 1.5% (1997年推計)
- 一人当たり国内総生産(GDP):1,150ドル (1997年推計)
- インフレ率(消費者物価):16% (1997年推計)
- 失業率:4.5% (1995年推計)
- 国家予算(1997年推計)
- 歳入:2億3020万ドル
- 歳出:3億6590万ドル
- 輸出:3億131万ドル (1996年推計)
- 商品:木工品、コーヒー、電気、スズ、衣服
- 相手国:ベトナム、タイ、ドイツ、フランス
- 輸入:6億7800万ドル (1996年推計)
- 商品: 食料、燃料油、消費財、工業製品
- 相手国:タイ、日本、中国、シンガポール
- 電力:
- 発電量:12億 kWh
- 一人当たり消費量:60 kWh (1995年推計)
- 産業:スズおよび石膏採鉱、電力、農産品加工、建設
- 農業:
- 主要作物-米 (耕作地の80%)、さつまいも、野菜、トウモロコシ、コーヒー、サトウキビ、
- 家畜:水牛、ブタ、牛、鶏
- 麻薬:国際的な麻薬取り引きのための大麻や阿片用のケシの生産地。世界第4位のアヘン生産地(1994年には85トン)。ビルマで作られたヘロインの積み替え地としてますます使われている。
- 通貨:キップ
- 1 new kip (NK) = 100 at
- 為替レート:1ドル=キップ- 2,500 (1998年)、1,256.73 (1997年)、921.14 (1996年)、 804.69 (1995年)、717 (1994年)、 720 (1993年7月)、710 (1992年5月)、 710 (1991年12月)、700 (1990年9月)、 576 (1989年)
- 1995年9月、変動相場制に移行した。
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- 鉄道: 0 km
- 幹線道路:
- 全長:22,321 km
- 舗装: 3,502 km
- 未舗装: 18,819 km (1997年推計)
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- 電話:19,333回線 (1996年推計)
- ラジオ局: AM 10、 FM 0、短波 0
- ラジオ台数: 56万台(1992年推計)
- テレビ局: 2
- テレビ台数: 3万2000台(1993年推計)