
- 概況:マレーシアの経済は、私営企業と完全に管理された公営部門の混合経済である。
その経済は1988〜94年の間、年平均9%の記録的な成長を遂げた。1995年の政府による成長目標は8.5%である。この成長により貧しさは実質的に減り、実質賃金の著しい上昇を見た。工業製品の輸出は急速に拡大し、外国の投資家たちはその経済に多額の投資を続けている。
政府は急速な発展によるインフレの可能性に対して、財政と金融政策を綿密に監視している。 10年以上の高い経済成長を続けてきたが、1997〜98年の金融危機によりぐらついた。
政府による1998年の経済見通しでは、経済成長率は4〜5%に落ち込む。民間の経済予測では、2%程度でしかない。
通貨と株式市場の急激な下落により、当座勘定不足を減らすために、1997年にはGDPの5.5%あった国家予算は1998年の3%へと厳しい経費削減に追い込まれた。政府はこれを達成するために、20%までの歳出削減と高額な輸入品の制限、大型の公共事業の延期を決定した。政府の緊縮財政と成長の鈍化により、失業は増え、高い金利により 企業収益は減少するだろう。
- 国内総生産(GDP): 2270億ドル (1997年推計)
- 国内総生産実質成長率: 7.4% (1997年推計)
- 一人当たり国内総生産(GDP):11,100ドル (1997年推計)
- インフレ率(消費者物価):36% (1996年推計)
- 失業率: 2.9% (1996年推計)
- 国家予算(1996年推計)
- 歳入: 226 億ドル
- 歳出: 220億ドル
- 輸出: 782億ドル (1996年推計)
- 商品: 電気機器、石油および石油製品、パームオイル、木材および木工品、ゴム、織物
- 相手国:アメリカ 21%、シンガポール20%、日本12%、香港5%、イギリス4%、タイ4% 、ドイツ3%(1995年)
- 輸入: 784億ドル (1996年推計)
- 商品: 機械および機器、化学薬品、食料、石油製品
- 相手国:日本27%、アメリカ16%、シンガポール12%、台湾 5%、ドイツ4%、韓国4% (1995年)
- 対外債務: 275億ドル (1995年推計)
- 工業生産:成長率 14.4% (19975年推計)
- 発電量: 420億 kWh
- 一人当たり消費量: 2,132 kWh (1997年推計)
- 産業:
- マレー半島:ゴムおよびアブラヤシの加工と製造、軽工業、エレクトロニクス、スズ採鉱と精錬、伐採搬出と木材加工
- サバ:伐採搬出、石油生産
- サラワク:農業品加工、石油生産と精製、伐採搬出
- 農業:GDPの16%を占める (1993年)
- マレー半島:天然ゴム、パームオイル、米
- サバ:主として生活のための農業。しかしまたゴム、木材、ココナッツ、米も生産している。
- サラワク:ゴム、木材、胡椒。全地域で米不足。
- 通貨:リンギット(マレーシア・ドル)
- 1 ringgit (M$) = 100 sen
- 為替レート: 1ドル=リンギット :4.3985 (1998年)、2.8133 (1997年)、2.5159(1996年)、2.5044 (1995年)、2.6242(1994年)、2.5741 (1993年)、 2.5474 (1992年)、 2.7501 (1991年)、 1.7048 (1990年)
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- 鉄道
- 全長: 1,648 km
- 幹線道路(1996年推計)
- 全長:94,500km
- 舗装:70,870km
- 未舗装:23,530km
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- 電話:255万回線(1992年推計)
- ラジオ局 :AM 28、FM 3、短波 0
- ラジオ台数:808万台(1992年推計)
- テレビ局:33
- テレビ台数:200万台(1993年推計)