
タミール・イーラム解放の虎(LTTE)
参考:スリランカの民族紛争の歴史
- 組織の概要
- タミール・イーラム解放の虎(LTTE/The Liberation Tigers of Tamil Eelam)は1976年に結成され、スリランカのタミール人グループの中で最も強力な組織となった。タミール人の独立国家を作るために合法、非合法の財源、武器調達を行い、宣伝活動を行っている。
1983年、LTTEはスリランカ政府に対する武力闘争を開始した。テロ活動を含むゲリラ戦を主にしている。
- 指導者
- V.プラバカナン
- 活動
- LTTEは、戦場での戦闘の他に、地方での有力者のみならず首都コロンボでの政治家、軍幹部をターゲットとしたテロを戦略の一部としている。
政治家の暗殺はたびたび行われ、1993年5月ついにプレマサダ大統領が爆殺された。
1994年4月、コロンボの高級ホテルで3個の爆弾が爆発したのもLTTEの仕業だと言われている。
1996年1月31日、コロンボの中央銀行ビルがLTTEによって爆破され、死者72人以上、負傷者1200人以上を出した。
- 勢力
- スリランカに約1万人の武装戦闘員がいる。そのうち中核をなすのは約3,000〜6,000人の訓練された戦闘員である。LTTEはまた海外に、資金調達、武器調達、宣伝活動を行う支援組織を持っている。
- 活動地域
- LTTEはスリランカの北部および東部の沿岸地域の大部分を支配下においている。しかしスリランカ全土で作戦を行ってきた。
ジャフナ半島に司令部を置き、LTTE議長ヴェルピライ・プラバカナンは、LTTEの支配地域にはいる全ての部外者を見逃さないように広範囲にわたるチェックポイントと密告者のネットワークを作り上げている。
LTTEはもっぱら、警備の手薄な政府施設を攻撃し、救援の政府軍が到着する前に撤退するという戦術を取っている。
1995年12月6日、LTTEの本拠地ジャフナが、政府軍の攻撃により陥落し、LTTEは活動拠点を東部に移動した。
- 援助
- LTTEの合法的な組織は外国政府や国連でのロビー活動により、タミールへの支援を行っている。
LTTEはまた武器、通信網、爆弾製造の設備を獲得するため国際的なつてを使っている。
そして、財源や、スリランカでの戦闘員への武器を手に入れるために、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアの大きなタミール人の共同体を利用している。
Update: Oct.8 1996 |
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