スリランカ
スリランカの政治
概況
1948年に独立して以来、ティー・ゴム・ココナッツなどのプランテーション、および自給のための稲作がスリランカの主要な産業であった。
1970年代後半には、プランテーションの生産物は輸出の93%を占めた。
1977年、政府は国家統制的経済政策、輸入代理貿易政策を断念し、マーケットオリエンティッドな政策と輸出志向貿易に変更した。
今では、スリランカの最も活気のある産業は食品加工、織物・衣服、食品・飲料、通信機器、保険・銀行業である。1996年までにプランテーションの生産物は輸出全体のわずか20%に落ち、一方織物や衣料は63%となった。GDP成長率は、1990年代を通して年平均5.5%に上ったが、1996年に旱魃と治安状況の悪化により3.8%と低くなった。しかし、経済は1996年後半には反発し、1997年には成長率6%と持ち直した。
経済成長が持続し、人口増加が1.1%に押さえられていることによって、スリランカは最貧国から中位のレベルの収入を持つ国の戸口まで近づいた。スリランカの中央銀行は、経済改革の次の段階を、非プランテーション農業での市場メカニズムを拡大し、小麦の輸入を政府が独占している事を止め、金融分野での更なる競争を促進することである、と勧告している。
経済発展の見通しにはいつも、過去14年間で5万人が死亡したシンハリ人とタミール人との内戦が影を落としている。
国内総生産(GDP): 721億ドル (1997年推計)
国内総生産実質成長率: 6% (1997年推計)
一人当たり国内総生産(GDP): 3,800ドル (1997年推計)
インフレ率(消費者物価): 9.6% (1997年推計)
失業率:131% (1997年推計)
国家予算:
歳入: 30 億ドル
歳出: 42億ドル (1997年推計)
輸出: 41 億ドル (1996年推計)
商品:衣料および織物、茶、ダイアモンド、他の宝石、石油製品
相手国: アメリカ34%、イギリス9.5%、日本6.2%、ドイツ5.8%、ベルギーおよびルクセンブルグ5.3%(1996年)
輸入: 54億ドル(1996年推計)
商品:織物および布地 、機械および機器、輸送機器、石油、ビルの建築材
相手国:日本9.1%、インド10.4%、香港6.5%、韓国6.5%、台湾5.3%(1996年推計)
対外債務: 94億ドル (1996年)
工業生産: 成長率6.5% (1996年推計)
発電量: 48.6億kWh (1997年推計)
一人当たり消費量: 220kWh (1997年推計)
産業:ゴム加工、茶、ココナッツ、他の農業産物。衣類、セメント、石油精製、織物、タバコ
農業: GDPの4分の1を占める
農産物:米、サトウキビ、穀物、豆類、オイルシード、スパイス
換金作物:茶、ゴム、ココナッツ
家畜の産品:ミルク、卵、皮革、牛肉。
注:米の自給はしていない。
通貨:スリランカ・ルピー
1 Sri Lankan rupee (SLRe) = 100 cents
為替レート
1ドル= スリランカ・ルピー : 61.479 (1998年)、58.995 (1997年)、55.271(1996年)、 51.252 (1995年)、 49.415(1994年)、 48.322 (1993年)、 43.830 (1992年)、 41.372 (1991年)、 40.063 (1990年)
■交通・運輸
鉄道
全長: 1,501km (1995年)
幹線道路 (1996年推計)
全長: 99,200 km
舗装:39,680 km
未舗装:59,520 km
■通信
電話: 352,680回線(1997年推計)
ラジオ局 : AM 12、 FM 5、短波 0
ラジオ台数:360万台 (1996年推計)
テレビ局: 5
テレビ台数:160万台 (1996年推計)