
タジキスタンは3年に及ぶ内戦が続き、いつ終わるか見通しは立たない。
紛争の原因は、主に旧共産党系とイスラム原理主義系勢力の勢力争いに加え、政府を構成している勢力の出身地域と他地域との氏族を基礎とした対立が根本にある。
反政府勢力はアフガニスタンに本拠をおき、旧共産党系政府は、ロシアに支援されている。
政府と反対勢力の代表は国連仲介による和平会談を断続的に持ち、1994年9月停戦に合意した。
ロシア主導の平和維持軍が国中に展開している。そしてロシア国境警備隊はタジクーアフガン国境に沿って配置されている。
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■経済 - 概況:
- タジキスタンは旧ソビエト諸国の中で、一人当たりGDPが最も低い方である。人口増加は高い率であり、生活水準は極端に低い。
農業が経済の多くを占めており、綿は最大の輸出作物である。
鉱物資源は多様だが、銀、金、ウラン、タングステンなど限られた量しかない。
工業は大きなアルミニウム・プラント、水力発電所と大部分が旧式の小さな工場である軽工業と食品加工に限られている。
タジキスタンの経済は4年に及ぶ内戦と旧ソ連政府からの補助金の中止、生産物の市場の消滅によって大きく弱体化した。 そしてタジキスタンは国民の生活物資の多くをロシア、ウズベキスタン、国際的な人道援助へ頼らざるを得なくなった。
1997年6月の平和協定が実行されても、難民と旧戦闘員を経済システムに参加させるという大きな難問が待ち受けている。 そのうえ、恒常的な政治的混乱と勢力を維持している旧共産官僚により、有効な経済改革の導入が妨げられている。
- 国内総生産(GDP): 41億ドル (1997年推計)
- 国内総生産実質成長率:-10%(1997年推計)
- 一人当たり国内総生産(GDP): 700ドル (1997年推計)
- インフレ率(消費者物価):40% (1996年推計)
- 失業率: 2.4%(公式に登録された失業者のみ)
また多数の不完全就業者および非登録の失業者がいる(1996年推計)- 国家予算
- 国内総生産実質成長率:-10%(1997年推計)
- 歳入: 不明
- 歳出:不明
- 輸出:7億6800万ドル (1996年推計)
- 商品:綿、アルミニウム、果物、植物油、織物
- 相手国:ロシア、カザフスタン、ウクライナ、ウズベキスタン、トルクメニスタン
- 輸入:6億5700万ドル (1996年推計)
- 商品:燃料、化学薬品、機械および輸送機器、織物、食品
- 相手国:ロシア、ウズベキスタン、カザフスタン、スイス、イギリス
- 対外債務: 6億3500万ドル(1994年)
- 工業生産: 成長率-31% (1994年)
- 発電量: 146.6億kWh
- 工業生産: 成長率-31% (1994年)
- 一人当たり消費量: 2,302kWh (1995年)
- 産業:アルミニウム、亜鉛、鉛、化学薬品および肥料、セメント、植物油、金属切断機器、冷蔵庫および冷凍庫
- 農業:穀物、果物、ブドウ、野菜、畜牛、羊、ヤギ Economic aid:
- 経済援助:
- 農業:穀物、果物、ブドウ、野菜、畜牛、羊、ヤギ Economic aid:
- 受取:ロシアとウズベキスタンは1993年、94年を通じて相当な総合援助をしている。 西側諸国の援助と借款は1993年末に7億ドルを確約した。しかし支払いは1億400万ドルしかなかった。 大規模な開発ローンは改革と安定化のプランに対するIMFの承認待ちである。
- 通貨:1 タジキスタン・ルーブル(TJR) = 100タンガ (tanga) タジキスタンはロシアとの合意によりロシアのルーブルを通貨として使用していたが、 1995年5月、タジキスタン政府は自国通貨としてタジク・ルーブルを導入した。
- 為替レート:1ドル==350TJR(1997年)、284TJR(1996年)
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■交通・運輸 - 鉄道
- 全長: 480 km
- 幹線道路
- 全長:32,752 km
- 舗装:21,119 km(舗装状態はひどい)
- 未舗装:土11,633 km (1992年)
- 舗装:21,119 km(舗装状態はひどい)
- 空港:59
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■通信 - 電話: 30万3,000 回線(1991年12月)、1,000人当たり約55回線 (1991年)