地域名 | 中華人民共和国澳門特別行政区(通称マカオ) |
面積 | 16平方km |
人口 | 56万7,957人 (2010年推計) |
首都 | 北京 |
言語 | 中国語(広東語)、ポルトガル語、英語 |
宗教 | 仏教、キリスト教(カトリック、プロテスタント) |
通貨 | パタカ(pataca) 1パタカ(pataca)=100アボス(avos) |
為替レート | 1パタカ=約15円 |
日本との時差 | -1時間 |
ビザ |
※ビザやパスポートなどの情報は予告なく変更されることがあります。 必ず、中国大使館旅券・査証業務、マカオ特別行政区観光局、領事館などで確認してください。 |
国際電話 | |
入国ルート | |
気候 | |
- 位置: 中国と接し、南シナ海に面している。
- 面積
- 全面積: 16平方km
- 陸地の面積:16平方 km
- 国境線:全長0.34 km、中国 0.34 km
- 海岸線:40 km
- 国際紛争:なし
- 気候:亜熱帯性気候。沿岸は冬は涼しく、夏は温かい。
- 地形:おおむね平ら
- 天然資源:ごくわずか
- 注:都市部が大部分を占める。一本の道路と橋が2つの島を大陸の半島と結んでいる。
- 海岸線:40 km
- 正式名称:中華人民共和国澳門特別行政区(通称マカオ)
- 政体:中華人民共和国の特別行政区(1999年12月20日にポルトガルから中国へ返還された。)
- 概況:
- マカオの経済は、主として観光(ギャンブルを含む)と織物、花火の製造に基盤を置いている。 産業の多様化への努力により、おもちゃ、造花、エレクトロニクスなど他の小さな産業も生まれている。 観光部門はざっとGDPの25%を占め、衣料産業は輸出収入の約3分の2を稼いでいる。ギャンブル産業はGDPの40%以上を作り出した。マカオは食料、水、輸入エネルギーの大半を中国に頼っている。原料と資本は主に日本と香港から供給されている。
- GDP(MER): 221億ドル (2009年:CIA)
- GDP(PPP): 184億7000万ドル (2009年:CIA)
- 一人当たりGDP(PPP):33,000ドル (2009年:CIA)
- 国内総生産実質成長率:1% (2009年:CIA)
- インフレ率(消費者物価):1.2% (2009年:CIA)
- 失業率:3.6% (2009年:CIA)
- 国家予算 (2009年推計)
- インフレ率(消費者物価):1.2% (2009年:CIA)
- 歳入:72億ドル
- 歳出:36億ドル
- 輸出: 9億5,000万ドル (2009年推計)
- 商品:衣料品、繊維、履物、玩具、電子、機械、部品
- 相手国:香港38.7%、アメリカ17.9%、中国14.4%、ドイツ4% (2009年)
- 輸入:45億ドル(2009年推計)
- 商品:原材料や半製品、消費財(食品、飲料、タバコ)、資本財、鉱物燃料、油
- 相手国:中国31.1%、香港10.8%、 日本 8.1%、フランス8%、 アメリカ 6.2% (2009年)
- 対外債務: 無し (2009年)
- 工業生産: 成長率不明
- 発電量:14.24億 kWh (2009年推計)
- 産業:観光、ギャンブル、衣料品、繊維、家電、靴、おもちゃ
- 農業:地域の2%が耕作地で主に野菜が栽培されている。魚、甲殻類
- 通貨:パタカ
- 工業生産: 成長率不明
- 1 pataca (P) = 100 avos
- 為替レート:
- 1ドル=パタカ :7.985 (2009年)
交通・運輸
- 鉄道
- 全長: 0 km
- 幹線道路
- 全長: 50 km
- 舗装:50 km
- 空港使われている物はない。1箇所は工事中。1箇所は水上飛行機の発着場
通信
- 電話:200,000回線(1997年推計)
- ラジオ
- ラジオ局 :AM 4、FM 3、短波0
- ラジオ台数 :135,000台(1992年推計)
- テレビ局:
- テレビ局 :0
注:テレビ番組は香港から受信している。- テレビ台数 :3万4000台(1992年推計)
ポルトガルがマカオにやって来たのは16世紀初頭だった。
そして1557年、海賊を退治した報償として、中国明朝はポルトガルに小さな孤立領土を貸与した。
マカオは急速に貿易の中心地として発展した。その大きな理由は、中国人は外国との貿易を望んでいたが、外国へ行くことは禁じられており、その処罰は死刑だったからだ。
何世紀もの間マカオは中国との貿易の主要な取引場所だった。特に香辛料、金、絹、阿片の。
17世紀初頭にはマカオには約1000人のポルトガル人を含め、数千人が住んでいた。
マカオのポルトガル人は中国および日本との独占貿易で裕福となった。そしてマカオはキリスト教布教の前哨基地ともなった。
1580年のスペイン軍のポルトガル侵攻、1641年にはオランダが、ポルトガルの重要な貿易ルートの一部であったマレー半島マラッカ王国を支配下においた。
その地域におけるポルトガルの貿易支配は、徐々に侵害されていった。1841年、イギリスが香港を占領した。マカオはまもなくそのもっと強大な隣人、香港にその地位を明け渡した。マカオの港は浅く、大型船は入港できなかったからだ。
それ以降、マカオは次第にさびれていった。
しかし、19世紀中頃、ギャンブルを公認することによって、マカオの財政的な将来は保証された。
そして1887年、中国はマカオの主権をポルトガルに認めた。
マカオの人口は第二次大戦の日本の中国侵略、共産党の支配権の確立による難民の流入により人口が増大した。
1974年、ポルトガルに社会主義政権ができると、新政権は海外植民地の独立を進めた。これにより、マカオ、東ティモールなどの解放が進められた。
1986年から続いた中国とポルトガルのマカオの返還交渉は、1987年7月共同声明に調印された。
マカオは、1999年12月20日、中国に返還されることが合意された。
マカオは返還後50年間、特別行政区となる。
中国政府の政治方針が変更されなければ、香港と同じように、防衛と外交を除き全ての面での自治が続く予定である。
- 人口: 56万7,957人 (2010年推計)
- 人口構成 (2010年推計)
年齢 構成比 女性 男性 0-14 歳 16.1% 47,853人 42,019人 15-64 歳 76.2% 199,593人 227,010人 65 歳以上 7.7% 20,245人 23,126人 - 人口増加率:0.89% (2010年推計)
- 出生率:人口1,000人当たり8.98 人 (2010年推計)
- 死亡率:人口1,000人当たり3.6人 (2010年推計)
- 乳幼児死亡率(1歳以下): 出生1,000人当たり3.2人 (2010年推計)
- 平均寿命(2010年推計)
全人口平均 男性 女性 84.38歳 81.42歳 87.49歳 - 民族構成:中国人95%、ポルトガル人3%、その他2%
- 宗教:仏教50%、ローマンカトリック15%、なし・その他 35% (1997年推計)
- 言語:ポルトガル語(公用語)、広東語は商業上の言語。
- 識字率(15歳以上): (2001年census)
全人口平均 男性 女性 91.3% 95.3% 87.8% - 労働力:322,000人(2009年)
- 人口構成 (2010年推計)